能動態と受動態を使い分ける

・能動態:「~する」

・受動態:「~される」

例文:このスイッチが押されると、登録画面が表示されます。

上記の文では「押される」「表示されます。」の2つの受動態が使われている。
動作の主体が2つある場合は「受動態」と「能動態」を使い分ける必要がある。
人の動きは「能動態」、物の動きを「受動態」で書くとわかりやすい文になる。

修正:このスイッチが押すと、登録ボタンが表示されます。

受動態の文は弱い印象を生む

受動態:当研究所では、新薬の開発に乗り出すことが決定された。

上記の文は「誰が」「何をした」かがはっきりせず、弱い印象を与える。
受動態の文ばかりだと消極的に見え、説得力があまりない。
例文を能動態に変えてみると、

能動態:当研究所では、新薬の開発に乗り出すことを決定した。

受動態の文に変えると、積極的で説得力がある文章になる。
基本的には、「能動態の文」を基本とする。

 

 

参考資料


著者:グリーゼ(福田多美子・坂田美知子・加藤由起子)
出版社:株式会社グリーゼ
発売日:2020/9/19
ページ:49~50

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